01.貴方の愛

貴方の愛は優しすぎる


私の恋心がー…こんなに大きくなるなんて



★貴方の愛が私には、この世で一番恐ろしい。

…欲しい


★花嫁修業は終わらない…。

―王子様の趣味でないものは廃されるのです。大丈夫、双方の同意の上です。最終的には←


★どうしても信じられないのです。

―私は私を疑っている


★あえて言いましょう。―先に言え(笑)

―しかし、実はネタバレがそこかしこにあったのです


★運命の人が別にいる―

と、言われると困るので、私は過去の男を葬るのです。ずいぶん徹底的でしたね←


★貴方に近づきたいのに…。

―なんだか私は子どものようです。貴方も、そうだったのでしょうか?


★闇に葬ったドス黒い自分を葬ろうとしたのです。

…最初から知っていたと言うのです…


★なんだかただの人のよう。

―ただの男女でいいようです


★まったく、地獄に叩きこんでくれたものです。

「失われたらどうしよう」と泣きました


★隠しておきたかった秘密を…知っていて、それでいいと言うのです。

お前の記憶を消してやる←


★「いいからわがままを言え」と言われたような日がありました。

…それを待ち望んでいるなんて思わないじゃないですか…


★貴方の愛におぼれそうなのです。

それを受け取るのが私でいいのだろうか、他に良い人がいるのではないか。と、悩み続けました


★貴方の愛を受け取りたいのです。

すでに告白されていたようです←


★高い理想を求めると疲れてしまいます。

それは相手も同じだったようです


★私が本当に願っているものが―

叶うのだと受け入れるのが大変でした


★なぜだか愛されているのです。

それは<貴方>(例えられません、言うならば「宇宙」です)を受け取る予行練習だったようです


★物質のように目に見える何かが理由にはならないのです。
(例えるなら、地位とか稼ぎとか能力とか生まれなどの持つ持たないや、善悪ですら)

貴方は<貴方が好きな私>を、伸ばしたいだけなのです


★貴方の愛に応えたいのです。

でも、絶望的なほどに私は何も持っていないのです

★ ☆


私が受け取らなければ無に帰すのです
じゃぁ、受け取ってあげます←


「貴方の愛は優しすぎる」
―おわり―
2022.07.11